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デニム&レザー育成ブログ

フェローズ ウォバッシュカバーオール Part1

こんにちは
 
 
先日、YouTubeでこの動画を見たんですよ。
 
(※草君が着てるのはATLAST(アットラスト)というブランドですね。知らなかったですけど芸能人が着るだけあってフリホよりも高いようですね)
 
 
いや~なんか 燃えてきましてね!
超絶ビンテージとレプリカ、デニムとウォバッシュの違いはありますが。
 
 
元々私もジージャンよりカバーオールのほうが好きなんですが、これ見て外出用にしてた「ウォバッシュも育てたろ」と思った次第で。
デニムカバーオールもそれなりに育ってきてますしね。
 
この動画見る前から今年の春はちょくちょく着てたんですよ、去年は殆ど着てなかったので。
まあ着てないのには理由がありますわね、単純にあまり気に入ってないんです。
 
でもせっかく買った物ですからね。今まで文章には出て来てたと思いますが、実物を紹介しときます。
 
 
 
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メーカーは1920年代のを元にと言ってますが、どう見ても1900年代のでしょう。
 
このウリであるAラインシルエットが気に入らないんですよね、裾が広がりすぎ。
 
裾の寸法自体はTCBのと同じなんですが、あちらはウエストの絞りが入ってるので丁度いいんですよ。
こちらは絞りがないのでお腹周りがかなり広く感じるんですね。
 
 
 
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脇の接ぎ合せは背中ですね。
 
分かりにくいですがウエストから裾まで広い分、かなり背中側に横皺入ります。
ただ色落ちする程ではないかもしれません。
 
 
 
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このカバーオールの1番の特徴は前立ての見返しでしょう。
 
上は肩に向かって広がっていきます。白ステッチが襟と重ならないのがデザインのアクセントになってて良いですね。
 
 
 
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下は腰ポケットの3分の1ぐらいの所まで来てます。
裾がラウンドしてるとはいえここまであるのはビンテージでもないでしょうね。その分裾の巻は幅広になってしまいますけど。
 
 
 
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見返し抑えのステッチは内外共にシングル。
なのでこのベストのようなアタリになるでしょう。TCBのは内側と襟がダブルステッチなんでいいパッカリング出てるんですよね、やはりダブルの方が好みです。
 
 
 
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カバーオール好きが1番うるさい襟は、角度が付いて小ぶりで台襟なしの2枚使い。
前立ては真っ直ぐ。
 
小さすぎず大きすぎずで気に入ってますが、ステッチはダブルが良かったですね。
 
 
 
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開いた時のバランスは素晴らしいですね、コレはTCBのより好みです。
テーラードまではいかないカバーオール臭さがちゃんと有りますし。
 
 
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肩の巻き縫いはかなり前め。カバーオールでは珍しいですね。
肩幅は最近のでは珍しく広めなので楽ですよ。
 
 
 
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この懐中時計ポケットの形はオリジナルデザインでしょう。
 
上がグレーの閂止めで横のポケット口は返し縫い。ただポケット口が小さすぎて私の懐中時計が入りません!
 
 
 
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位置は違いますが、内ポケの形とVステッチは1900年代のヘッドライトですね。
 
何を入れるの?というジッポしか入らないサイズのポケット。
 
 
 
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いきなりですが腰ポケットをTCBと比較。
リベット止めに当て布あり。サイズは小さめ。
 
ダブルステッチ内側の角の飛びはありません。
 
 
 
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もう1丁、縫いを比較。
このカバーオールは、巻き縫いも含めたダブルステッチの間隔が狭くてピッチも細かいんですね、シャツ並みです。
 
ステッチ間はオール5ミリ(TCBは約7ミリ)。ピッチも3センチで測ろうと思ったんですが老眼進んでて無理でした( ┰_┰)
 
触ると凸凹してるんでパッカリングは出るでしょうがあまり目立たないでしょうね。
 
 
 
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5つのポケット口は全て耳付き。
 
ここはパッカリング出ませんね。耳のアタリも出そうにないので普通に3つ巻きが良かったです。
 
 
 
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当て布。
縫い代を折り込まず適当に切りっぱなし!コレは嫌ですね。
手を入れたら指が引っかかりますねん( ̄皿 ̄;
 
こんな仕様なら抑えのステッチはフェローズのバッファローホーンステッチでよかった気もしますけどね。
 
 
 
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袖は裏見返しで開き止めはリベット使い。1つ取ってますがボタンは2つ。
 
こちらの見返し止めもダブルステッチが良かったですねぇ。
 
 
 
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コネクトチェンジボタン。
これはストーミーブルーにして欲しかったですね。洗濯時は取らないので1年程使ってから機関車ボタンに変える予定です。
 
 
 
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シュガーケーン のウォバッシュ生地と比較。
 
青みが強くて(というよりシュガーケーンのが黒い)ドットが小さく、ドットストライプ間もやや狭いです。これは好みが分かれる所ですね。
 
ウォバッシュは黒ステッチもカッコいいですよね。同色ステッチのウォバッシュカバーオールがないか探したのは内緒です。
 
こうして見てるとフリホのシュティフェル社実名復刻生地も欲しくなりますねぇ。
 
 
 
 
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次回の比較用。
 
 
 
ウォバッシュ生地はアメカジの定番になってそこそこ経ちますが、それなりの色落ちしたカバーオールってググっても出てこないんですよね。インスタでも持ってる人は多いですが育ててる人は殆どいませんし。
 
なので「私がサンプルを作りましょう!^o^」
 
 
まあ私もコレは色落ちせんといて欲しいと思ってましたからね。
ウォバッシュストライプは色落ちしてなくてもカッコいいので、そこは色落ちしてなんぼのデニムと違う所です。
 
 
生地は9~10ozぐらいでTCBのよりはコシありますが、デラックスウエアのデニムシャツとは比べ物になりません。
腕の皺見てもそんなに深く入らないので正直、前途多難ですけどね。実は1回洗ってますし。
 
という事で!? 気楽に育てていきます(*≧m≦*)
 
 
次回はデニムカバーオール。
では~ヽ(∇⌒ )
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