こんにちは。
ウォバッシュカバーオールは今回で終了です。
前回から91日着て30日事に3回洗濯してます。トータルで約1年4ヶ月、8回の洗濯でした。
まずは最終回の恒例になりつつある最初との比較から。
はい、ここまで育ちましたよ。今回の3回の洗濯でだいぶ青くなったように感じます。これは最初普段着で着てたので第1回から腕に皺入ってたんですが、それがいい比較になりましたかね。
ネット上にウォバッシュカバーオールの色落ちサンプルがない、なら私が作りましょうという事で育て始めましたけど充分サンプルになる仕上がりでしょう。他のも育ててましたので時間はかなり掛かってしまいましたけどね。。
背中側はなかったので7ヶ月で洗濯2回目との比較です。背中は肩から肩甲骨辺りまでの色落ちと細い巻縫いのパッカリングと肘ですね。
詳細
襟周りは黄ばみが少なかったので良かったです。アタリもついて色落ちもええ感じです。
裏との比較。
布パッチはサイドの縦ステッチが飛んでます。布だとだいたいこうなりますね。字は完全に読めますが、布自体は変色してます。
抜染がないループの色落ちとリベット裏のくすみ具合も着込んだ証ですね。
このカバーオールの特徴である細いダブルステッチ。運針も細かいんですよ。ユニオンスペシャルではこんな細く出来ないはずなので違うミシンですけど独特の飛び出したようなパッカリングでした。腕の付け根は出ませんでしたけど。
カバーオール最大の見所、見返しのアタリ。両方シングルステッチでしたが充分なアタリです。
裾が残念ですね。これだけ折り返しの幅があると厳しいです。
4つのポケット
唯一当て布がないですけど、まあ合格点はつけれますね。
ジッポしか入らない小型ポケットはええ感じですね。Vステッチから下に当て布あります。
内ポケットのアタリが何故か波打ってるのはよくわかりませんけど、この子の個性ですね。
パッカリングも当て布のアタリもきっちり出てくれてます。ポケット口の耳のアタリは完全には出ませんでした。
フロント全景。
裏返しもしときました。
左腕
肘の色落ちは左のほうがしてます。腕皺の色落ちもこれだけしてくれたら充分ですね。まあここだけはこうなるように育てたんですけどね。
リベット接写。綺麗なもんです。
裏も。
右腕
利き腕なので袖先の色落ちはこちらが進んでます。見返しのアタリも言う事ないですね。
裏。
背中
色落ちが進む上側。
襟裏との比較。
リベットは腕と違って緑青吹いてます。
ホントこの辺りは色落ち進みました。やはり緯糸に色入ってるとくすんだ色落ちになりますね。縦落ちもしてるんですが、抜染ストライプが邪魔であまり目が行かないんですよ。
パッカリングはギリギリ合格。
背中全景。
上物は1年超えると背中側が一気に落ちますね。
裏のほうが縦落ち感がわかります。
途中で変えた機関車チェンジボタン。これはシュガーケーンが昔出してたヤツですけどもう1セット買っとけばよかったですね。もう1つストックがあるのは真鍮なのでね。黒ラッカーの色落ちが最高です。
ハンギングで締め。
はい、第1回が2018年4月でしたので4年以上かかってしまいましたが一応完成です。縫製の運針が細かい分ステッチ切れがなかったのは助かりました。どう見ても綿糸なんですけどね。
今後は春秋はアイアンオールズカバーオール、冬はドゥニーム10周年ジージャンに専念ですね。まだまだかかりますけどこの2つが終われば上物は終了します。革ジャンの方が外出時の優先度が高いのでこれ以上は要りませんからね。
次回の記事はフルカウント1108EXか靴履き下ろしの予定です。では。