こんにちは。
今回はネタ切れにつき今年2回目のベスト記事です。革ジャンとブーツはまだまだネタあるんですけどこれは最後まで取っておきたいのでね。
ではフリホの定番ブリッジポートベスト2つです。
面白いデザインですね。生地は秋冬の定番ビーチクロスです。ジャケットは寒い時期のアウターとしては心許ないですが、インナーベストとしては重宝します。
色はブラック。
フリホの中でハンティング系のラインから出てます。
生地は細かいピンストライプ。よく見ると2本1組になってます。
ここまで寄るとストライプですがパッと見ではストライプに見えません。
フロントにポケット6個。
左胸がフラップ付きスラッシュポケット。ステッチは同系の黒なので目立ちません。
右胸はフラップなし。かなり小さいので何を入れるんでしょうね?
腰周りは下のポケットのフラップと上のポケットが一体化してます。
上のポケットに手を入れるとフラップ先まで貫通してます。ただボタンが邪魔なんですけどね。
後ろにもパチポケ2つ。
ポケットの多いハンティングベストですね。
フロントのボタンは刻印入りナットボタンで縫い付け。ここが縫い付けでブラウンズビーチと違うのがいいですね。
スナップボタンは無地。
裏のウール部分。フリホのビーチクロスは綿30%、ウール70%です。
ビーチクロスは分厚くて巻けませんのでこんな仕様です。
所々パイピングがウネってきてるのが面白いですね。生地はサテンです。
実名復刻ブラウンズビーチとの比較。
ロストヒルズ製と。フリホの方はごま塩部分に色付いてますね。大きさも違います。
裏は色以外わかりませんね。
フルカウント製のジャケットと。フルカウントはランダムストライプに見えますがフリホはやはりストライプには見えませんね。
接写するとかなり似た生地です。フルカウントはグレーが入ってますけどね。
この生地はフリホの中ではハイゲージのミディアムウェイトですが(ヘビーウェイトもある)、フルカウントのブラウンズビーチの生地と同じぐらいです。シルエットは身幅細めの着丈長めでウエストの絞りもあります。前合わせも高いので冬は出番多いですね。
ビーチクロスは元々ワーク素材ですが、現代の目で見ると結構綺麗な生地に見えます。その生地とハンティングデザインの融合が面白いですね。カジュアルですけどなかなか上品に見えます。
問題は値段ですね。。毎年上がってましたが今年の秋冬からかなり値段上がるんですよ。まぁ私はもうビーチクロスベストは要りませんけどね。
では2つ目。
色はオリーブ。
生地はコットンのチノ。生地が変わるとここまで雰囲気変わります。このパイピングとの2トーンがカッコいいですね。
このパイピングの色が面白いんですよ。日光下ではブラウンに見えますよね。
夜の蛍光灯下ならこの通り。
オリーブに見えます。
こちらならブラウン。
夜に届いた時「パイピング、オリーブやん!」ってなりましたからね。。2トーンに惚れ込んで買ったのにって。まぁ次の日の朝に解決しましたけど、ここまで別色に見える生地は初めてでした。
では生地を。
ムラ糸を使った強烈な縦落ち生地です。ビーチクロスとは真逆の経年変化が楽しみな生地ですね。
チノなので左綾。洗濯は多分3回。
今回の洗濯で一ヶ所ボタンのステッチ切れてましたね。ボタンはビーチクロスのと同じです。
デザイン上の違いは右胸のポケットがない事だけですね。なのでフロントポケットは5個。私はこっちの方が好きですね。
その他のポケットは同じ仕様です。
しかしこうして見るととんでもなく縦落ちしてますね。デニムだと敬遠するレベルですがオリーブのチノならOK。この生地使ったパンツが欲しいんですけど、あるんでしょうかね?
単のチノ生地なんで巻けますけど、あえてビーチクロスのと同じ縫い方にしてあります。
ステッチ周りとパイピングと生地の経年変化が楽しみですね。こちらの方がお気に入りです。生地が荒々しいのでラフに着れますし、薄いオリーブとブラウンは鉄板の組み合わせで何にでも合いますからね。
このベストは春秋用です。生地は硬めで厚みもそこそこありますから。こちらは確か2021年のスポット販売でしたけど、もう一色のレッドブラウンをまだ置いてるお店があるので買ってしまうかも知れません。ベストは20着以上あるのでもう要らないんですけどね。。
並べると違いますねぇ。こういう生地違いも面白く楽しいですね。ブリッジポートのコットン版はまた出して欲しいですが、値段がねぇ。。