こんにちは。
では後編です。
まずは
セミドレス3兄弟
より
ドレスブラウン
セミドレスはやっぱカッコいいですね。とにかく絵になるので撮影も楽で楽しいです。
アーチイーズは私のアーチの形に沈んで非常に快適ですね。
顔料なので全然色抜けはしません。
ドレスブラウンは下地もバーガンディっぽいので下地出てきてもカッコいいですけど、私は綺麗に履いてます。そういうのはクロムエクセル ブラックでして行きます。
タンは別革、別色ですけどかなり色抜けしましたね。
紐は細い丸紐。
このくびれのお陰で足首にフィットして紐もきっちり締めれますからね。重さも感じないし良く出来たレースアップブーツです。アーチイーズとこの締め付けフィット感に魅了されて、気付けば3つになってました。
このくるぶしの皺がお気に入り。
ドレスブラウンはホントいい革ですよ、お気に入りです。セミドレスラストは現時点で私の足に1番合う木型ですね。
続きましては
ウォーターバッファロー ライトブラウン
以前1回ちらっと載せてましたね。私が知ってる革ジャンに使うバッファローとは全然違う革でシボが細かいです。
ドレスブラウンよりなんぼか軽いですね。
とにかく色抜けが激しくて汚いですね。
セミドレスラストなのにアーチイーズがドレスブラウンより低かったんですよ、最初からほぼピッタリで物足りなかったです。サイズとワイズもほんの少し小さいですね。
タンはドレスブラウンのと同じ薄く柔らかい別革ですけど、色はほぼ同じです。
紐は蝋引き平紐。
水牛は薄く柔らかいので良く皺入りますね。私のブーツとは思えないぐらい入ってます。
足馴染みが良く履きやすい革ですけど、履いてるとなんか物足りないというか、ホワイツのゴツさと合ってない感じもしますね。
染料なので踵は色抜けまくってます。ワークブーツっぽくはなってますけどね。
コイツは色抜けが凄いと気付いてからはずっと色付きクリーム入れてますけど、この通りです。手入れが難しいですけど、いい経験にはなりました。
この水牛はブーツの革としてはそんなに好きではないです。水牛の革ジャンは好きなんですけどね。
次は
クロムエクセル ブラック
これはついこないだ記事にしたんですけどね。
スウィングラスト(マンソンラスト)なのでアーチイーズはなし。
純正革紐。
爪先の茶芯も出てきました。
ダブルミッドにトゥキャップは歩きにくいです。まあこれも経験してみないと分からなかった事ですからね。
クロムエクセルのブラックは顔料ですが、とにかく塗膜薄いですね。最初染料やと思ってましたから。
それと、効率化の為にブラウンレザーの上にブラック顔料塗ってると思ってましたけど、茶色がだいぶ明るいのでどうも違うようですね。別に黒用の茶色下地があるようです。
このブーツはどんなに汚くなっても補色はしません。いつかカブトムシ色になってくれるでしょう。
ホワイツのコバの出っ張りならそんなに傷いかないのにコイツはすぐ傷だらけになるんですよね。まあ殆ど自転車のペダルなんですけど、膨らんだスウィングラストに背の高いダブルミッドも関係あるんでしょうか。
綺麗には育てませんので気にしませんけどね。
ラストは
レッドウイング ペコス
以前載せた赤茶は雨用の長靴にしてましたけど、去年で引退させました。なのでこの黒が雨用と庭仕事用になってます。
普段履きとしては最近履いてなかったです。
灰芯ですけど、汚れて茶色くなってます。このブーツだけオイルで手入れしてる影響もあるでしょうね。
クローム鞣しのウェットブルーの表面だけ(裏も)に黒顔料塗ってるので色に深みがないんですよね。ただ昔のブラッククロームは勝手に艶々になってくれます。
クレープソールが9853とは見た感じも履いた感じも結構違うんですよ。しかし汚いですね。
ロールドトップも剥げてきました。
98年10月製。
購入は2001年ぐらいなんですけどね。サイズが小さいので在庫長かったんでしょう。
12〜3年は寝かしてましたので、まだ10年も履いてませんね。
見事な飴色に。
クロムエクセル ブラックと並べると色の違いがわかりますね。ちゃんとした別色の下地がある方が色に深みが出るのは革も同じようです。まあ革は普通芯通ししますけどね。
黒の革ジャン買ったのでこの黒ペコスは普段履きとして出番増えそうです。黒のエンジニアもあるんですけどね。クレープソールとの黒白コンビも面白いですし、紐なしは早くて楽ですしね。
ただもう黒のブーツを購入する事はないでしょう。
今回の4つ。
やっぱりセミドレスのうち一つはスモークジャンパーにしとけばよかったですねぇ。ホワイツはあとオックスフォードが欲しいですがいつになる事やら?
はい、2回に分けてのブーツ特集でしたが、これなかなかいいんじゃないですかね⁉︎ これからはこのやり方でやっていきましょうか。次がいつになるかわかりませんけどね。
撮影してたら履きたくなりましたけど、あと一月程の辛抱です。
では秋からのブーツライフを楽しみましょう。