FADED BLUE

デニム&レザー育成ブログ

【WHITE’S】ホワイツ セミドレス 履き下ろし 2回目

こんにちは。

はい、またか!のセミドレス購入です。

 

またまたヤフオク未使用品なんですけどね。マイサイズのセミドレスとバウンティハンターがあって両方未使用即決で4万代前半でした。サイズ感もわかってるのでウォッチリストに入れる前に落札しときました(笑)。セミドレスの方を。

 

さてどんなんでしょうか?

 

 

では、まずは紐なしで

屋内撮影 

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こんなんでした。

色ムラのあるブラウンのプルアップレザーです。

 

仕様は

  • ホースハイド(有料)
  • トゥキャップ(有料)
  • 4分の1低い(有料)ブロックヒール
  • C461ラスト
  • カッパー、アイレット&フック
  • ミッドソールブラウン
  • ライニング(必須)タン
  • ビブラム700

でした。

 

足が小さいとライバルが少ないとはいえ前回に続いて安く良い買い物が出来ました。他人のオーダー品ですけど。

この中で一番楽しみなのは、ホーウィンのホースハイドです。物凄いオイルドレザーでクロムエクセルより薄いけどコシはあるらしいのでワクワクしますね。色はクロムエクセル ブラウンとブリティッシュタンの中間ぐらいです。C461ラストとブロックヒールと4分の1低いのも初めて。

それとハトメとフックの緑青が酷かったんですよ。銅が酸化とオイル分ですぐやられてしまうんでしょうね。表は取れましたけど裏は無理でした(1枚目の写真が到着後すぐ、2、3枚目が掃除後)。

 

あと余談ですけど、クロムエクセルをお持ちの方はおわかりの新品の時のあの酸っぱそうな匂いありますよね。このホースハイドはアレよりも酸っぱい匂いが強烈なんですよ!袋から出した瞬間「くっさ‼︎」でしたから。匂いでホーウィン製とわかります。まあすぐ取れますけどね。

 

 

では紐を付けての

屋外撮影

紐は使用済みのさのはた蝋平です。ホワイツ純正は蝋引きのに変わってましたけど相変わらず長すぎて使い物になりませんので(短めが好み)。

今回は艶出しせずに履き込んで行きます。

 

 

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ミッドソールと積み革がブラウンでほぼ同じ色というのもええもんですね。

セミドレスは私のヘリテージワークスタイルには必ず必要なブーツなんですよ、で4足目になりました(笑)。

 


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光の加減で色味がよく変わります。

色が革のブラウンとソールのブラックのみも良いですね。カッパーのハトメとフックは主張せずダブルステッチの白糸が目立ちます。

 


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踵のくびれとブロックヒール。

ホワイツのブロックヒールは見慣れてないので違和感あります。

 


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バックステイの革は歪んでるように見えますね。ここは色抜けそうです。

 

 

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左足

こうして見たらブロックヒールが目立ちますね。

 


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右足

最初から爪先が反ってるラストですけど、ヒールが低いので分かりにくいですね。履き込んでもそんなに変わりませんしセミドレスラストの方が反り上がるんですよ。

 


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トゥキャップあるとC461ラストに見えませんね。トゥキャップなしのセミドレスラストの方が細く見えます。

 


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ホワイツ式ステッチダウンウェルト。

今回のはダブルステッチが綺麗です。ウェルトは内側のステッチにだけ乗ってるんですけど、カットも短くされてて外側のステッチと被ってませんからね。

これはABC傘下になって日本人の指導が入ってそうです。

 


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思ってたより紐が育ってました。切れるまでコレでいきますが、セミドレスにはちょっと細いですね。

 


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同革のタンの色ムラが激しいです。

ここを見たらホースハイドとわかりますね。まんま馬革です。

 

写真撮り忘れましたが19年製でした。

ホーウィンのホースハイドは色の個体差激しくて有名ですがもっとパーツ事に色ムラある方がよかったですね。

 

 

では履きましょか。

履き下ろし

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撮影場所まで出来るだけ足曲げずに移動しましたが少し皺入りました。トゥの反り上がりをかなり感じますね!

私は最初から紐をガチガチに締めて履きますけど、羽根が真っ直ぐ一定に閉じてくれる所もセミドレスの好きな所です。

 


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儀式です。

シングルミッドとは言えトゥキャップあるのでやはり親指の付け根辺りが痛いです。革は硬め。

 

 

適当に撮りました。
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ワークブーツなのに美しいから困りますね。5インチハイトにフック×2 アイレット×4のバランスが見た目も使い勝手も最高です。ミッドソールはやっぱりシングル派です。

ホースハイドは履くとクロムエクセルとはだいぶ違いますね。

 

 

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この高さならブロックヒールもありですね。

この後歩きましたが、やはり低いのも接地面積が広いのもまったくわかりませんでした。

 


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散歩がてらに歩いてポーキーズ行って帰ってきた状態。小指側が結構狭い木型ですね。

 

 

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1本皺が綺麗に入りました。革は思ってたより分厚く硬めの革でした。

 

 

履き終えて

このホースハイドはクロムエクセルより硬くドレスブラウンぐらいに感じますね。ライニング必須なのに厚みは結構あります。皺を見ても薄手の革の入り方ではないですしね。

C461ラストはセミドレスラストより爪先がやや細くワイズはやや広い木型なんですが、この個体はワイズが少し広いですね。この足囲ならクッシュマンの冬用極厚ソックス履けそうです。

アーチイーズも元々低い作りですけど、左右共に少し感じる程度でした。ちょっと物足りないですけどスウィングラストよりは好きな履き心地です。

ウォーターバッファローではあるのも感じなかったシャフトのライニング、これは分厚いし硬くてくるぶしが痛いんですよ。靴擦れするかもしれません、ここが一番の強敵になりますね。

 

セミドレスもトゥキャップ付きが2つになってバランス良くなりましたし何か達成感もありますのでこれでホワイツは打ち止め。

第2回は季節が終わった来年の夏頃にでもアップします。

では。

 

 

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ありがとう。