こんにちは。
この春の革ジャン記事の最後を飾るのは
A-2 フライトジャケット
です。
こいつはミラーボールさん別注で、色はラセットブラウン(バーガンディ)です。何年か前にレギュラーであったマルーンが1番近い色ですかね。
オリジナルにはない色ですが大好きなバーガンディという事で行っときました。型紙もレギュラーA-2より身幅、アームホールが細く作られてたと記憶してます。買ったのは6〜7年前ぐらいでしたか。
このスタイリッシュなA-2を手に入れてからはバズのA-2を手放しました。ちょっとバズのはもう着れなくなりましたね、私は。
ブログ始めた頃に書いた記事がこちらです。
これも写真が酷いので撮り直しです。まぁこの色はデニムと同じく実物通りに撮るのは難しいというか無理ですね。
解説も少ないので今回きっちりやりますよ。
では全体図
ちょっと色は薄く写ってますが、購入した時より色抜けしてるような気がしますね。
革取りはボディとエポレットがスムース、それ以外がシボ革です。これはミラーボールさんの指定ですね。これも購入した理由の一つです。
レインボーカントリーのA-2はお腹周りがかなり絞ってあります。
バズのはオリジナル同様の樽型でガリガリの私では大きかったですが、レインボーのはジャストフィットです。フリホのA-1はこれより少し余裕がある型紙ですね。
ラフウェア42-1401P。
今はレギュラーでありますが当時はなく、これも購入した理由ですね。
詳細
まずは襟のシボ革。
襟はオリジナルより一回りぐらいは小さめですね。
今シーズンは初めて襟のボタン留めて着用してました。気分転換にいいですね、下向くとアゴ当たりますけどね。
まったくピント合ってませんが、下地はライニングと同じようなオレンジ色。
首周りがかなり汚れてるので秋には洗濯します。
スムース革の前身頃。
比翼の下まで。比翼のアタリは弱いですかね。
シボポケット。
フラップ裏はスムース。
スムースボディに浮かぶシボポケットは美しいですね。お気に入りポイント。
フラップも形違うそうですが、よく知りません。
タロンジッパー。
今はレインボーカントリーオリジナルに変わったようです。
裾リブは伸びてますが、これぐらいが丁度いいです。虫食いなどの痛みはなし。
え〜、ここから腕のシボなんですが、かなりえげつないのでブツブツが苦手な方は飛ばす事をお勧めします。
一度女性に「気色悪い」と言われた事ありますので。
では左手
シボが無い所はないぐらいのシッボシボです。
シボ革は柔らかいので皺は浅め。洗濯もしてますしね。
柔らかいので皺は入りにくいですが、最初から腕動かすのにストレスはなかったです。
伸び伸びのリブ。これは何色なんでしょうね?
右手は左よりも凄いです。
左手より革が柔らかいのでさらに浅めの皺。
右手はお馬さんの生前の傷も多いですね。
気性の荒い活発な馬だったんでしょうか?
こちらもユルユルです。薄小豆色ですかね?
背中
A-2と言えばの贅沢な1枚革。
そりゃ戦時中とはいえ革無くなりますよね。
上の方は綺麗ですが
下の方は少しシボ出てきてます。
スムースなエポレット。シボ革に挟まれてますね。
ここも形の違いがあるんでしょうが詳しくないのでよくわかりません。
腕の裏側。
裏もすんごいですが、肘の当たる所はシボ薄くなってきてます。
シボとスムースの境界線。
別注の証の青タグ。
別注は普通白タグなんですがミラーボールさんのは何故か青タグなんですよ。
蛍光灯下だと濃く写るのでホンマ難しい色です。こいつはスムース革よりシボ革の方が艶が強いんですよね。
もうかなりの期間着てますが、下地が出てくる気配は全然ないですね。
はい、アメカジの王道、A-2をじっくり見てきましたが……この腕のシボ革はやりすぎのような気がしてきました(笑)
まぁこの革取りは大のお気に入りなので今後もしオーダーするならこの通りにしますけどね。
私はオリジナル至上主義者ではないので、色とサイジングも含めてパーフェクトな革ジャンだと思ってます、完全に私の体型を記憶してますしね。
レインボーのシボ革は他所のとは全く違うんですよね。革としてはスムースの方が価値は高くて値段も高いんでしょうけどね。
最近は値段だいぶ上がって来てますが、シボ革好きの方には一番のお勧めブランドです。レインボーはオーダーで各部のサイズも革取りも選べるファクトリーブランドなのも人気の秘訣でしょう。
私?次があればファインクリークかダブルヘリックスのインディゴ染めの予定です。
では♪( ´θ`)ノ