こんばんは。
ドゥニームの504ZXX、最終回を迎えました。まだまだ育てられますが、いつも通り85%ぐらいの完成度で次に行きます。
8、9月と家のみで穿いてました。夏なので一月で洗濯しましたので前回からは2回洗濯しています。トータルでは約1年6ヶ月の穿き込みで洗濯8回でした。
ラストなのでいつものハンギング画像は新品時との比較です。
あまりの変わりように笑けてきますけど、コレがジーパンの魅力ですよね。太腿の色落ちがある分やっぱり上物よりパンツの方が育てるのは面白く楽しいですね。
お尻は破れませんでした。まぁドゥニームのXX生地で破れた事はないんですけどね。緯糸の打ち込みが多い生地だとこういう部分でも差は出ます。お尻が破れやすい私としては助かりますね。
ヒップが小さすぎて加工物のように入ってたヒゲも太腿の色落ちが進むと馴染んでくれましたね。
ボタンホールは崩壊寸前なので後で縫っときます。これはジャスト穿きの宿命ですね。
ジッパーテープのアタリ。テープはポリなので変化なし。
ポケット周り。
逆稲妻仕様のウォッチポケットのアタリ。耳のアタリは殆ど出ませんでした。
ポケットの向こう布には皺入りませんでしたけど、面白いアタリが出てます。ステッチ切れも出てきました。
ピカピカのトップボタン。
緑青吹き出したリベット。
左足
ドゥニームの防縮加工生地は少し縦落ちするのもあるんですけどコレは殆どしませんでした。まんまXX生地の色落ちですね。
右足
太腿の色落ちは左足に追いつきませんでした。
裾のダメージ、
インシームのアタリは75点。
何故か膝下が弱い耳のアタリは70点。もう少し穿き込んで洗うとまだ点数は上がりますけどね。
まあまあ納得の仕上がり。
お尻。
特徴的な太腿裏のヒゲ。ほぼ左右対象で入ってくれました。ラングラーっぽいシルエットでしたけどワタリの太さが違いましたね。
この腰帯とバックヨークの間のアタリが面白いですね。巻縫いのパッカリングはジャスト穿きだと出にくいです。
内側だけ補強したポケットは糸切れ多数。
出っ張りが少なく丸まってるのでノーダメージな赤タブ。
こちらも糸切れ多数ですが、ポケットが取れる事はないのでリペアはしません。
左足の方がよく入ったハチの巣。ボヤけてますがこれくらいの方がいいですね。
革パッチは30日穿いた頃のと比較。
これは今までで1番気に入った革パッチでしたね。絶妙な縮み具合で取れませんでした。革は山羊かもしれません。
蛍光灯下撮影。
はい、1年半で終えましたが私がドゥニームのXX生地育てるとだいたいこれぐらいで終わりますね。染めは若干濃いですけど、ダルチやFOBと比べると可愛いもんです。
シルエットは何度も書いてますけど、筒の太さの割に極端にヒップが小さい(細身のbridge 3rdや1108EXより小さい)のでヒゲは大量に入りましたけどこのパターンはどうなんでしょうね?私が責任者でパタンナーがこんなん上げてきたら没にしますけどね。まあ見た目リーバイスタイプでシルエットはラングラーだったのでそれなりに楽しませてはもらいましたけど。
生地は防縮加工されたXX生地で楽しみにしてましたが、大して変わりませんでした。若干赤みが少ない気もしますが洗濯回数等で変わりますし何とも言えないですね。残りのドゥニームのストックも全部生地が違うのでお楽しみに と言いたい所なんですけど、飽きてきたので10周年以降は少しドゥニームはお休みします。
10月からはこれです。
オーバーサイズなのでコレとは全然違う腰周りになりますね。
では。